一人にしないネントレ「フェイドアウトメソッド」
前回の投稿では「ネントレとは?」を解説しました!ネントレにはさまざまな方法がありますが、 お子さんやご家庭に合ったメソッドを選ぶことが大切です!
私が日本人のご家庭におすすめしているメソッドは、「泣いても放置する」メソッドではなく、寝るまで見守る方法です👌
今回は、お子さんとの距離を少しずつ離していく「フェイドアウトメソッド」について徹底解説します!
フェイドアウトメソッドとは
フェイドアウトメソッドは「約2週間かけて、ママやパパがお子さんを見守る距離を少しずつ離していく方法」です!
メリット
- お子さんを一人にせず、寝るまでサポートができる
デメリット
- セルフねんね習得までに時間がかかる⏳
- 目の前で泣かれると親が辛くなる😢
- 下の子がいる場合は難しい💦
フェイドアウトメソッドが向いてるかチェック!
まずはフェイドアウトメソッドがお子さんやご家庭に向いているか、チェックしてみましょう👇
✅ママパパのチェックリスト
- 子供から離れるのが心配
- 忍耐には自信がある💪
✅お子さんのチェックリスト
- 親と離れると不安がる
- 一人っ子か上の子が既にセルフねんねしている
当てはまる項目が多ければ多いほど、フェイドアウトメソッドに向いていると言えます😉
フェイドアウトメソッドのやり方
ネントレをする前に、まず睡眠の土台(=寝室環境・活動時間・栄養・運動・幸福度)を整えましょう!その上で、ネントレは夜の就寝時から行いましょう🌙
- 月齢に応じた活動時間内にねんねルーティンを行う
- ねんねルーティンの最後、お子さんがまだ起きていて目が開いている状態で寝床に置く (※安全な睡眠環境であることがとても大切☝️)
- ママ・パパはトレーニング日数に応じた場所に座って、お子さんを見守りましょう👀(次のセクションで詳しく説明します!)
トレーニング日数と見守る場所
- 【1~3日目】お子さんのすぐ隣
- 【4~6日目】寝床と寝室のドアの中間
- 【7~9日目】寝室のドアの前
- 【10~12日目】寝室のドアを少し開け、 親の姿が見えるようにしたドアの外
- 【13~14日目】寝室のドアを閉めて、部屋の外
激しく泣いているときの対応の仕方
いつもと違う寝かしつけにお子さんが戸惑ってしまうのは当然のこと。激しく泣いてしまうお子さんもいるでしょう。そんな時は段階的にあやしていきましょう👌
①「大丈夫だよ、ママ(パパ)はここにいるからね」と落ち着いたトーンで声をかけます。
↓それでも泣いている場合
②トントン(身体をさする、手を握るなどでもOK)します。
↓まだ泣いている場合
③抱っこしてもOKです。
※ただし、トントンや抱っこをしながら寝かしつけるのはNG。
④泣きが落ち着いたら、寝床に戻します。再び泣いてしまったら①~③を繰り返します。
⑤完全に寝るまで、何もせずに座って見守ってください。
⑥完全に寝入ったら、さらに10~15分見守り、そのあと部屋を出ます。
⑦夜中に起きたらママ(パパ)は、その日の座る場所に戻り、寝かしつけのときと同じ方法であやしてください。
⑧ママ(パパ)が赤ちゃんと同じ部屋で寝る場合、光や音が入らないように注意し、静かに部屋に入って寝てください。
ねんトレ成功させるコツ
-
【前提条件】睡眠の土台が整っていること
-
一貫性もってを続けられること
-
保育者の強い意志があること💪
いきなりネントレを実施するのではなく、まずは必ず「睡眠の土台」(=寝室環境・活動時間・栄養・運動・幸福度)を整えることから始めましょう。これだけで悩みが改善することもとーっても多いですよ!
お子さんやネントレを実践する大人の方が体調を崩しているときは決して無理をせず、ネントレは中断しましょう。体調が回復して落ち着いたら、また挑戦してみてくださいね🙌
もしフェイドアウトメソッドにトライしてもうまくいかない場合、次に紹介する「タイムメソッド」を試してみるといいでしょう👌
まとめ
- フェイドアウトメソッドはお子さんとの距離を少しずつ離していく方法
- ネントレはまず夜の就寝時から行う
- 激しく泣いたときは声掛け→トントン→抱っこと、段階的にあやす
- 睡眠の土台・一貫性・強い意志が成功のカギ🔑
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