「ベッドガードって使っていいの?」
特に自分で身体を動かせるようになってくる生後3ヶ月以降のお子さんはどんどん活発になり、睡眠中も動いてしまうもの。
添い寝している大人用ベッドから落下したり、ベビーベッドの柵に頭や身体をぶつけてしまうことが心配💦というママパパも多いと思います。
今回は冒頭の質問にまずは専門家として、そして最後に一人のママとして、2つの視点からお答えします📢
0歳児にベッドガードを使うのはNG!
まず、大前提としてベッドガードが使用できる月齢は生後18ヶ月以上ということを覚えておいてください!これは、日本の消費者庁も注意喚起している内容です。(くわしくはこちら。)
過去に、18ヶ月未満のお子さんが死亡したという悲しい事故が実際に複数事例報告されています⚠️
商品やメーカーによっては、より高い月齢を定めていることもあります。使用前に必ず確認し、たいせつなお子さんの命を守るため、対象月齢は必ず守るようにしてくださいね!!
そもそも安全な寝床って?
わたしが住んでいるアメリカの小児科学会は「赤ちゃんにとって一番安全なのは、親子同室で赤ちゃんはベビーベッドに寝ていること、そしてベビーベッドの中には何も入れないこと」と伝えています。
「何も入れない」とはまさに表紙の画像のように、ベビーベッド内にはシーツが緩みなくかけられたベッドサイズに合ったマットレス、その上に赤ちゃんが何もかけず、枕もなく寝ている状態のことを指します。
念のため、再掲しますね👇
アメリカのスタンダードでも、やはりベッドガードはNGです😥
ベッドガードはなぜ危ない?
先に、日本でもベッドガードの使用により赤ちゃんが死亡する事故があったとお話しました。とはいえ、この事実だけ聞いてもベッドガードがどのように事故につながるかイメージできない…という方もいらっしゃるかもしれないので、もう少し詳しくお話しますね。
特にクッション性の高いベッドガードはまず第一に、窒息のリスクが高まるという観点から危険です⚠️同様の理由で、ベビーベッドの柵の内側に丸めたタオルを置く、などもNGだとお判りいただけるかと思います。
加えて、ベッドとベッドガードの間に赤ちゃんが挟まってしまうという危険もあります。更には、挟まった後に窒息ということも…。
実は私自身、通気性のあるメッシュ素材のものを使っていたことがあるんです。(※生後18ヶ月以上です)
専門家である「睡眠コンサルタント」の立場からは、通気性があっても、ベッドガードはおすすめしません😓でも、一人のママとしてお伝えすると、リスクを理解した上で、対象月齢の確認など十分安全に配慮し、自己判断に基づき使う分には良いのではないかと思っています🍀
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