
SIDS予防と赤ちゃんが快適な温度調節のポイント
暖かい日が増えてきましたね🌸
季節の変わり目は、赤ちゃんの服装や寝室の温度調整に悩む時期🌱
特に乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防のためにも、適切な環境づくりが大切です💡✨
暑いのか、寒いのか分からない😫
適温ってどのくらいなんだろう?🤔大人と同じで良いのかな?😓
など、赤ちゃんの服装や、寝室の温度などに悩む時期かと思います。
赤ちゃんは自分で「寒い」「暑い」と伝えられないため、つい厚着をさせてしまいがちですが、実はそれが逆効果になることも❗️
赤ちゃんにとっての寝室の適温は、実は意外と知られていないんです💡
今回は、SIDSの予防策と、赤ちゃんにとって快適な温度調節のポイントをご紹介📢
安心して過ごせる環境づくりの参考にしてくださいね😊
乳幼児突然死症候群(SIDS)とは
乳幼児突然死症候群*とは、なんの予兆もないままに、主に1歳未満の健康にみえた乳児に
突然死をもたらす症候群です。
*SIDS=Sudden Infant Death Syndrome
特にハイリスクな月齢は生後2-6ヶ月で、令和5年には、日本で48人の乳幼児がSIDSで亡くなっています。
(出典:こども家庭庁HP)
また、SIDSは乳幼児の死亡原因の第4位となっています。
SIDSの他にも、睡眠中に赤ちゃんが死亡する原因として、窒息などによる事故があります。
SIDSと窒息は別ものですが、どちらも睡眠環境を整えることで、ある程度予防できるという共通点があります!
具体的な予防策を見ていきましょう。
SIDS対策になること
SIDSの原因は、現在も解明されていませんが、リスクを下げるための予防策はあります。
✅SIDSリスクを下げるための予防策
- 仰向け寝
- 喫煙は避ける
- 母乳育児
- 着せすぎない
- 母子同室別寝床
中でも“着せすぎ”は、命にかかわるリスクになることも!
「着せすぎ」で起きるリスク
米国小児科学会は、SIDSのリスクとして、うつ熱になることを注意しています⚠️
👶うつ熱とは?
寝ている赤ちゃんが着せすぎや温めすぎで体が熱くなりすぎた状態のこと。
このとき、赤ちゃんの体では
- 熱をつくる力を弱める」ことと
- 「熱を外に逃がす」ことが起こります。
『1.』の状態になると、呼吸がゆっくりになり、じゅうぶんに酸素が取りこめず、SIDSにつながると言われています!
赤ちゃんは寒い方が得意
赤ちゃんが最適に感じる寝室の室温は、20~22度といわれています。
それって寒くない?と心配になるママパパもいるかもしれませんが、大半の赤ちゃんは、やや寒いほうが快適と感じるんです!👍
一方で、赤ちゃんは大人以上に暑さを不快に感じやすく、すぐ起きてしまう原因にもなります😥
最近「寝つきが悪いなぁ」と感じたら、エアコンの温度を1℃下げて、様子を見守ってみてくださいね☺️
気になった時にすぐに確認できるように、デジタル温度計があると便利ですよ😊♪
SIDS予防のためにも温めすぎない
乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクを下げる対策としても、体温が高くなりすぎないようにすることが推奨されています💡
寝室は、大人が肌寒く感じる温度に保ち、赤ちゃんには、過度に服を着せたり温めすぎないことが大切です😌
夜泣きの原因は「暑さ」かも
夜泣きの原因はさまざまですが、その中でも暑すぎることが、夜泣きの原因⚡️の1つとされています💡
先日、こんなDMをいただきました♡
これから到来する夏は、日本は特に蒸し暑く、赤ちゃんにとっては寝苦しい夜が続くこともあります😫
「夜泣き」や「長時間寝ない」というねんねトラブルも、寝室の温度が原因だったケースを
今まで多くみてきました👀
DMをくださったママは「室温を1度下げる」をすぐに実践され、夜泣きが改善しました👌💕
赤ちゃんは泣くと体温が上がり、不快に感じるので、寝汗をかいて泣いているときは、まず、寝室の温度を調整してみてね!
適温なのかわからない
一般的に20~22度が最適と言っていますが、これはあくまでも目安です😴
実際の感じ方は、様々な要因によって変化します🌟
例えば、住んでいる地域の気候や部屋の方角、エアコンや温度計の設置場所などが影響します!
また、お子さんの体温や個々の感じ方によっても、かなり異なります!
大人でも、暑がりな人や寒がりな人が居るのと同じですね😊
お子さんにとって適温かどうか、判断する項目をチェックリストにしました👇
ぜひ確認してみてくださいね!
湿度管理も大切
寝室の快適さには、温度のほか、湿度も関わってきます!😴
湿度は40~60%がベスト👍
特に梅雨から夏にかけての季節は、湿度が高くなりやすいです!
湿度が高くなりすぎないよう、除湿器やエアコンの除湿機能を活用し、コントロールしましょう✅
逆に湿度が低すぎる場合は、加湿器や濡れタオルを使って調整してくださいね◎
SIDS予防と赤ちゃんが快適な温度調節のポイント🌸まとめ
- SIDSは元気な赤ちゃんが突然死する病気
- 寝室の室温は20~22度。赤ちゃんは寒い方が得意!
- SIDS予防のためにも温めすぎない
- 夜泣きの原因は「暑さ」かも
- 適温チェックリストで確認しよう
季節に合わせて、服装でも温度調整をしてくださいね😴
快適な睡眠がとれるよう、できるところから少しずつ実践してみてください🍀
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