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卒業生インタビュー#4

卒業生インタビュー#4

「妊婦と乳幼児睡眠コンサルタント資格に興味があるけど、受講後どのように知識を生かせるのかイメージできない…」

という方のために、卒業生にインタビューを行いました!卒業生たちのリアルなお話を全9回でお送りしています(一覧はこちら

第4回は、現在は産科クリニック勤務の助産師でいらっしゃる中村綺花(あやか)さんににお話を伺いました!日々ママと関わるお仕事をされているものの、ご自身はママではない中村さん。ママたちを助けたい想いで資格取得にチャレンジされ、お仕事にどのように資格が生かされているか、是非読み進めてみてくださいね😉 


 
ーまずは簡単に、自己紹介をお願いします。

【中村さん】中村綺花(あやか)です。山口県下関市に住んでいます。職業は産科クリニック勤務の助産師で、今年で8年目です。資格取得は約2年前で、その間保育園に勤務したり、ベビーシッターをしていました。

 

ー助産師さん以外のご経歴もお持ちなのですね。どのようにIPHI「妊婦と乳幼児睡眠コンサルタント」資格取得コースのことを知りましたか?

【中村さん】(資格取得コースの講師の)愛波あやさんのInstagramで知りました。当時、助産師の傍らベビーシッターをしていたんですけど、生後1年未満の赤ちゃんを多く見させていただく中で、赤ちゃんのねんねについて悩むお母さんが多くいらっしゃったんです。でも専門知識がなかったので、赤ちゃんのねんねについて聞かれても答えることができなくて。そんな中、ねんねに関する情報収集をしている中であやさんのInstagramを見つけて、「ママと赤ちゃんのぐっすり本」を読み、この資格取得コースのことを知りました。

 

ー助産師さんになるにあたっては、こういう子どもの睡眠の勉強をする機会っていうのはないのですね。

【中村さん】そうですね。専門学生の頃はレム睡眠とノンレムがあって睡眠周期が短いよ、というくらいの浅い知識しかなくて、実際どんな環境が良いのかとか、赤ちゃんの生体リズムとか、そういった詳しいことを学んでいなかったので、(ねんねに悩むお母さんたちからの質問に)全然答えられなくて、すごくもどかしい思いをした覚えがあります。

 

ー受講の目的と決め手について教えてください。

【中村さん】決め手としては知識不足で悩んでいる親御さんを救ってあげられなかったことです。「助産師さんだからなんでも知ってる!」と思われている一方で、親御さんに睡眠のことを聞かれてもわからず、専門職なのに浅い知識でしか答えることしかできなくて、そこにかなりコンプレックスがありました。IPHIの資格取得コースは科学的根拠に基づいて学べるというところに魅力を感じました。また、医師や専門職の方々も学んでいるところもいいなと思い受講を決めました。

 

ー資格取得コースで良かった点を教えてください。

【中村さん】1部は座学で、オンライン受講だったので、自分のペースで取り組めたことがすごく勉強しやすかったと感じています。わからないことは繰り返し学んだり、何度も音声で聞いて学べるのがすごく良かったです。

2部のほうでは他の生徒のみなさんのボランティア(現:モニター)クライアントさんの実例で、いろんなケースを自分事のように学べたのが良かったなと感じています。また、仲間ができたのは結構自分の中で大きいと思っています。2部の横のつながりっていうのがすごく大きく、現在も連絡を取らせてもらったりして、結束感がすごくあるなと。2部を経て、最後の資格取得までいけたっていうのが、私の中で大きな財産になったと感じています。

 

ーお仕事されながらの受講ということで、特に助産師さんだと夜勤もありますよね。

【中村さん】そうですね、夜勤もしながら受講しました。ただ、確か半年まで、1年までにやらないといけないという厳密な期限がなかった(※)と思うんですね。なので私の場合、結構ゆっくり、1部のほうは1年くらい時間をかけて学んだ記憶があります。

 

(編集注記)資格取得期間の目安は1部開始から1年ですが、期限の1ヶ月前までに延長希望のご連絡をいただいた場合、3ヶ月間は無料で延長、3カ月を超えて延長を希望される場合、手数料$495(日本円で約7.4万円)で6ヶ月間の追加延長が可能です。以降の延長は、3ヶ月ごとに$295(日本円で約4.4万円)で承ります。

 

ー録画講義だと、何回も繰り返し聴いて時間をかけて学ぶことができますよね。

【中村さん】あと、1部のオンライン講義ではねんねのことだけではなく、母乳や離乳食、栄養や発達のことなど、ねんねの乱れに関係し得ることを系統的に学べたのがすごく良かったです。

 

ー次に、資格取得にあたって苦労したことがあれば教えてください。

【中村さん】私自身独身で、子育て経験がないことに最初はすごくコンプレックスがありました。他の受講生は子育て経験がある方がほとんどだった中、自分には実例がなかったというのは苦労した点かなと感じています。

助産師という職業柄、関わってきた赤ちゃんは新生児が多く、幼児はあまり見たことがなかったので、月齢の進んだ赤ちゃんの個別指導はすごく難しいなと感じました。

2部では愛波あやさんに直接質問できたり、受講生間で実例を元にしたケーススタディで学べたので、「あ、そんな感じなんだ…!」というのを一つ一つ理解しながら、一緒に学ばせていただいたような感じです。そこの経験がなかったのが、すごく苦労した点かなという風に感じています。

 

ーベビーシッターで見るお子さんも低月齢の子が多かったんですか?

【中村さん】そうですね、割と低月齢が多かったです。たまに6ヶ月以降の赤ちゃんを見ることもあったのですが、単発で時間も区切られているため、夜の睡眠まで見ることはなかなかなく、毎日ずっと一緒にいるお母さんと私とでは圧倒的に経験の違いがあるなと感じました。

 

ー実際に経験したことがないと想像がつきにくいですよね。ベビーシッターで見るお子さんも低月齢の子が多かったんですか?

【中村さん】そうですね、なかなか。「あやしの段階」という概念一つとっても、言葉で言ったらすごく簡単じゃないですか。でも実際に、泣いてぐずっている赤ちゃんを目の前にすると思い通りにいかなくて、「どうしようー」と言われても、なかなか想像がつきづらいなぁと。そういったところで、言葉だけでは難しいなと感じるところはありました。

 

ー資格取得後、受講の目的は達成できましたか?また、当初の目的以外にも達成できたことや得られたことがあればあわせて教えてください。

【中村さん】受講の目的は達成できたように感じています。ただ、もっと学びは必要だと思うので、これからも学んでいこうと思っています。年間9ヶ月間、毎週開催される「サポートコール」という学び続けられる環境が、私にとってはすごくありがたいなと感じています。ねんねのことだけではなく、幅広い知識をいろんな専門家の方が講義してくださいます。毎週だいたい1時間ですが、録画視聴もできるのでそこで学びを広げられます。最初はサポートコールのことを知らずに入ったのですが、こういった所で継続的に学べたり、直接愛波あやさんに相談でできたりして、今も学び続けているのでとても感謝しています。

あとはたまに、愛波さんが帰国したタイミングなどでみなさんと集まってオフ会をしたり、他にも横のつながりができる機会として毎月オンラインの茶話会があったりして、人とのつながりがあるのはすごくありがたい環境だなと感じています。

 

ー当初の目的であるねんねの勉強ができたことはもちろん、ねんね以外のことも学べていることと、仲間とのつながりができたことが収穫だったということですね。現在はどのように資格が役立っていますか?

【中村さん】産後すぐ、入院中に退院指導というのがあるんですが、これまで3つの病院に勤務してきましたが、どの病院でも退院指導でねんねについて触れることはすごく少なかったですし、資料にも載っていなかったんです。なので口頭ではありますが、退院指導の中で赤ちゃんのねんねの環境や基礎知識を伝えられるようになったのはすごく大きいですね。

あと、切迫早産の方などで入院期間が長い方で興味がある方には(愛波あやの書著である)「ママと赤ちゃんのぐっすり本」をお渡しして、「読んでみてくださいね~」とお声がけし、質問があったら答えたりしています。妊娠中から少しずつでも是非知ってください、というのが伝えられるようになったのはありますね。やっぱり悩んでから知る方が多いと思うのですが、妊娠中から最初は「こんなのがあるんだな」というところだけでも知っておくと、いざ何かあった時に、「あの人がなんか言ってたな」と思い出してもらうきっかけになってくれたらいいなと思っています。

今、私自身は産前産後の方にむけたオンラインコミュニティを始めていて、その中で妊娠中の方に睡眠の予防教育をしたり、少人数のZoom相談会で個別の相談に乗ったりしています。ねんねに関して意外とみなさん悩みが多いので、それぞれの月齢にあったお答えができているのではないかと感じています。


ー悩んでから検索するとなると、ママも寝不足で検索するだけの余力がない事も考えられますが、妊娠期から少しでもこういうことがあるというのを知っていたら、すぐに必要な情報に辿り着けますものね。病院にはあやさんの本を置かせてもらっているのですか?
【中村さん】はい、愛波あやさんの著書を2冊置かせてもらっています。2人目妊娠中のお母様が、外来診察の待ち時間に『マンガで読む ぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方』を読んでいる姿をみかけました。話しかけてみますと「上の子が夜泣きで悩んだので読んでみました。マンガだと待ち時間で読みやすかったです。」と言ってくれ興味を持ってくださったことが嬉しかったです。ゆくゆくは妊娠中からの母親学級、両親学級でねんねのことを伝えていきたいです。

 

ー助産師さん同士で赤ちゃんの睡眠のことを話したりするんですか?

【中村さん】現在勤務している産科クリニックでは私が資格を持っていることをみんな知っているので、ねんねの質問してくれたら答えています。みんな本は読んでくれていて、「こんなのあるんだね~」と。子育てしているママ助産師さんの中には「子どもが小さい時に知っておけばよかった~」と言ってくださる方もいます。

 

ーでは最後に、受講を検討されている方や現在受講中の方へメッセージをお願いします。

【中村さん】IPHIの乳幼児睡眠コンサルタント資格取得コースは、赤ちゃんのねんねに関することはもちろん、それ以外の子育て全般に関することも幅広く学び続けることができるのと、ご自身のペースで受講できるため、子育てしながらでも、お仕事しながらでも学んで活かせると私自身、感じています。 また、横のつながりが深くできるので、ただ学ぶだけではなく、仲間を作りながらできるというところがすごく魅力的です。

既に受講している方に対しては、ご自身のペースで無理せず進めていただきたいなということと、おすすめなのがSNSなどでアウトプットをすることですね。これは集客とかビジネスとか関係なく、ご自身の知識を発信することが自分のためにも、他の誰かのためにもなると感じています。私自身も乳幼児睡眠コンサルタントになったことをきっかけに、助産師として情報発信するようになったんです。それが今結構大きくなっていて。仲間だけではなく、もっとたくさんの方とつながることができるようになると思うので、是非この資格を活用して学びを深めて行っていただけたらと思います。


助産師として働かれる中で、睡眠に関してはママたちの質問に答えられないことにもどかしさを感じ、受講を決意された中村綺花さんのインタビューをお送りしました!専門職の方々ですらなかなか学ぶ機会がない、でもとても実用的な乳幼児の睡眠の知識。資格取得後はより一層、ご活躍されている様子が伝わってきました🥰

次回もお楽しみに♪

 

👉資格取得コース紹介ページへ



【中村綺花さんプロフィール】

山口県下関市在住。産科クリニック勤務の助産師。Beauty Japan山口広島2022出場。同大会で初代グランプリを獲得後、Beauty Japan日本大会2022出場。同大会でのプレゼンテーションでは、「妊娠中から赤ちゃんのねんねに関する予防教育を広めたい」と伝え、Cultureグランプリを獲得。自身のInstagramでもねんねに関する情報を発信中。

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