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卒業生インタビュー#3

卒業生インタビュー#3

 「妊婦と乳幼児睡眠コンサルタント資格に興味があるけど、受講後どのように知識を生かせるのかイメージできない…」

という方のために、卒業生にインタビューを行いました!卒業生たちのリアルなお話を全9回でお送りしています(一覧はこちら

第3回は、クリニック勤務の小児科医でいらっしゃる武知紹美(つぐみ)先生にお話を伺いました!第2回でご紹介した坂井みのり先生も小児科医でいらっしゃいますが、武知先生はまた違った形で資格を生かして活動されています😌


 

ー まずは簡単に、自己紹介をお願いします。

【武知先生】今は東京都に住んでいます。家族構成は主人と私と子どもが二人いて、上の子が小学2年生、下の子が保育園年中の4人家族です。仕事は都内の小児科で医師として働いています。

ー どのようにIPHIの妊婦と乳幼児睡眠コンサルタント資格取得コースのことを知りましたか?また、受講の決め手はなんでしたか?

【武知先生】以前は睡眠の知識がなくて、長男を妊娠した時に小児科医の先輩たちには「つわりと夜泣きは気合いだから!」と言われて。当時は縦社会の大学病院で働いていたので、「なるほど、そうなんだ。頑張ります!」みたいな感じだったんです。

私たちのような大学病院勤務の医師の多くは当直業務をやってきているので、もしかすると一般の人よりは少し、夜起きるということにいい意味で馴染みがあるのかなと思っていて。実際、意外とガッツで乗り切れちゃったりとかしたので、長男の夜泣きの時期は正直あまり疑問に思わず過ごしたんです。しかも当時まだ自分自身の外来業務をやっていなかったので、直接お母さんたちの困り事を聞く機会がなくて。

二人目の夜泣きの時期には自分で外来の患者さんを診ていたので、ここで我が家と同じような夜泣きとか、困り事を抱えるお母さんたちがいるという事実に気づいたんです。その時、「これってガッツ以外で変えられる方法ってないのかな?」とネットや本を検索して、(資格取得コースの講師の愛波)あやさんやIPHIを知りました。科学的根拠に基づいていたり、実際にコンサルタントの資格を取っている方が多方面で活躍してるのを見て、「これだ!」と思って資格を取得したいと思いました。二人目が夜泣きしていた時です。

ー 上のお子さんの時はガッツで乗り切れたんですか!?

【武知先生】そうなんですよ、ガッツでいけて。当時は当直もしてたのに、こんなもんと言われればこんなもんだなと思っちゃってたんです。でも下の子の時に、小児科の専門医になるための試験勉強と夜泣きの時期がかぶってしまい、眠いし、勉強はかどらないなと思っていて。それで一母親としての困り感で、外来でもお母さんたちと共感はできるが解決策はお話できない、もどかしさを感じましたね。

 

ー それまでは夜泣きの相談をしてきたお母さんたちにどうアドバイスしていたんですか?


【武知先生】今思うと、全然アドバイスできていなくて。当時働いていた病院は、男性や子育てをされていない先生が多かったので、共感するだけでも第一歩なんですよね。「先生も夜泣き経験しているんですね」、「頑張りましょ」くらいな感じで。アドバイスは本当にしていなくて、共感で終わっていたので、今振り返ると申し訳ないなっていう想いなんですけど、その想いが自分が(ねんねを)勉強しようという第一歩だったなと思っています。

ー 受講の目的は、小児科のお仕事にプラスになればなという感じだったのでしょうか?

【武知先生】はい、仰るとおりですね。多分、この仕事をしていなければ、自分の子どもの夜泣きはただガッツで乗り切っていたと思います。(笑)

 

ー 勉強されてからお子さんの改善にも取り組んだんですか?

【武知先生】資格取得した時は夜泣きを脱しつつある時期だんですけど、幼児期に入る特有の癖があったりしたので、そういうのを一貫した行動だったりとか、本当に当たり前ですけど安全な寝床の確認を改めて自分でもやったりして。それをやることによって、「あそこのメーカーのこれいいよ」といった情報交換をコンサルタント仲間やママさんたちとやったりしました。がっつりとしたねんトレっていうのは我が子にはしていないんですけど、土台を整えることの大事さっていうのは我が子でも実感しましたね。

ー ご自身のお子さんで経験されていると伝えやすいですよね。

【武知先生】そうです、そうです。あるあるの壁や失敗とかわかりやすかったり。あと、同じアイテムでも「実はこれ100均にあるよ!」とかはコンサルタントの横の繋がりなどでもよくある会話なので、一人で勉強してないっていうのが強みかなと思いました。

ー 今のお話にもありましたが、他にも受講をして良かった点はありますか?

【武知先生】一番は一緒に学んだ同期が出来たっていうところですね。もちろん「資格取得」という同じ目標、志を持っているという共通点があるんですけども、 私の同期の方たちは結婚されてない方やお子さんがいらっしゃらない方もいて職種も様々だったので、睡眠に関しての切り口とか考えも、例えば私なんかは医学的なことに偏りがちなんですけれども、違う切り口で一緒にディスカッションしたりとか。あとは睡眠のこと以外に関しても、未だに繋がりがあったりとか。もう一回学校に通った感じで、勉強なしにして一生の友達や仲間ができたのはすごい貴重な体験だったなと思います。

ー 今でも会ったり、お話されたりしますか?

【武知先生】はい、します。(同期は)全国にいるので、普段はLINEやZoomが多いですけど、旅行行った時とか、あと転勤がある方なんかだと「近くに行ったよ」とか、私が前住んでいたところに「転勤になったよ」とか、そういうのでもやり取りしていて。全国にお友達が増えたって感じですね。

ー 同期の方は人数が多かったですか?

【武知先生】多かったです。今はどんな感じなんでしょうね?私の時すごい多いと言われて、30後半だったと思うんですよね。当時今までで一番多かったですね。小学校の1クラスよりも多いけど、志が一緒だし、大人でもあるので多さがデメリットにはならないっていうか。すごい貴重な仲間ですね。

ー 社会人になってからこういう繋がりが出来る機会っていうのもなかなかないですよね。逆に、資格取得にあたって苦労されたことはありますか?

【武知先生】私これ(事前に)質問を頂いた時に考えてみたんですけど、本当になくって。何も・・・ないですね。なんか、みなさんあるんですかね、むしろ。

 

ー 例えば時間の作り方とか。お仕事柄お忙しいと思うので、どういうふうに時間を作られていたのかは気になります!

【武知先生】なるほどですね。時間・・・。いつやってたんでしょう?講義も、2部(※1)は日中の時はちょっと出れなかったですけども、1部(※2)は自分の時間でできるスタンスを作ってくださってますし、夜の講義もこれぐらい(子どもたちが寝た後)の時間からだったので特に問題はなかったですし。課題とかも隙間時間にやっていて、むしろ興味ある勉強だったので、「時間できた。やろう!」といった感じで。なので特に苦労した点はないですね。


(編集注記)
※1)2部とは、資格取得コースの後半のプログラムのこと。記述式のケーススタディーのほか、資格取得のための課題としてモニター(旧称:ボランティア)クライアントのコンサルテーションを行い、ライブ講義の中で講師に直接質問ができる。期間は約4か月間。

※2)1部とは、資格取得コースの前半のプログラムのこと。毎週1モジュールずつ録画講義が公開され、オンデマンドで視聴し進めていく。全16回のうち、8回目まで視聴すると次回スタートの2部にエントリーできるようになる。

ー すごい・・・!ファイナルプロジェクトのボランティア(現モニター)クライアントさんが大変だったって仰っていた方はいました。場合によっては1ヶ月間がっつりサポートというケースもありますからね。

【武知先生】確かに(モニタークライアントさんは)ちょっと、自分の軸だけではいかない感じですよね。期間に関してはちょうどよくばらけていたので、大きな山とかも来なかったですね。それはたまたまうまくいっただけかなとは思うんですけども。なので特に、なかったかもしれないです。

ー いやぁ、素晴らしいです。資格取得後に当初の受講の目的は達成できましたか?

【武知先生】受講を決めたのは自分の子どもがきっかけではあるんですけど、普段の外来診察の中で困っているお母さんたちに共感だけじゃなくて、少しでも解決策や正しい睡眠の知識をお話ししたいということをメインの目標で資格取得をしたというところで、それに関しては達成できたかなと思っています。

ただ、昨日たまたま(第2回インタビューでご紹介している坂井)みのり先生と別件でLINEをしたんですけど、みのり先生は開業されてコンサルタントと一緒に睡眠外来をされたりしていますが、私はねんね外来をみのり先生みたいに時間や枠を設けてやっているわけではなく、小児科のクリニックに雇っていただいてるので、普段の診療や健診という決められた時間と枠の中でワンポイントアドバイスをするという形です。それができるだけでも今までとは全然違うんですけど、これがもうちょっと具体的なアドバイスができると、もっと深みを持ってできるんだろうなとは思います。ただ、それは今の自分の働き方の問題であって、資格を取得して、知識を得て、ワンポイントでもアドバイスができるって言うところは達成できていると思います。

ー 外来の中でも夜泣きのような話は多いんですか?

【武知先生】すごく多いんですけど、みなさん小児科医に質問する内容じゃないと思っていたり、質問しても意味がないとどこか根底で思っているのかもしれないです。

例えば健診の問診票にある「今日不安な点、医師に聞きたいとかありますか?」という欄には「特になし」と書いてあったり、実際に口頭で聞いても「特にないです」って答えるんですけど、計測結果を記入するために母子手帳をお預かりすると、日々の成長記録のところには「夜泣きがひどい」とか、ママの叫びとか日記が書いてあるんですね。でもそれをこちらには投げかけてくれない現状があって。 悩みとして持ってるお母さんってたくさんいると思うんですけど、それを小児科医に投げかけてくれるところまでは至っていない。なので質問がないから悩んでいないとは思わずに、こちらからちょこっと「お母さん、夜寝れてますか?」って話を振ると、「1時間おきに起きて・・・」とか、聞けば出てくる感じです。

みのり先生みたいに、「睡眠コンサルタントです」とか「ねんね外来やってます」となると、お母さんたちも口に出しやすかったり、ここだったら解決してくれるのかと思うのかもしれないですが、私はIPHIの睡眠コンサルタントというのを掲げて勤務してるわけではないので、質問をしてくれる土台にのっていないケースが多いのかなというのは感じています。

ー 何も言ってこないお母さんに対してはあまり深堀りせず、母子手帳などから悩んでいる様子があったら質問する感じなのですか?

【武知先生】個人のスタンスがあるんだと思いますが、全体的に医者(に話すの)はハードルが高いと感じてるお母さんもいたりして。私には質問がなくても、例えば健診のお着替え中に看護師さんとかに話していたりとかで、必ずしも私に直接投げかけてもらわなくても、誰かにその悩みを打ち明けてくれたら、その方が解決できる人に繋いでいただければいいのかなと思っています。

あと、実は共感まででOKなお母さんもいるのかな、と。それは睡眠に限らずで、距離感は人それぞれなので、積極的に聞いてきてくれるお母さんにはガッツリ話しますし、母子手帳に書いてあったり、お母さんがすっきりしていなさそうな場合は話を振って、出てくれば話します。でもあえてそこで言って来なければ、その段階ではあまり踏み込まないで、 2回目、3回目で話してきてくださるお母さんもいたり。「私、こういうの(乳幼児の睡眠)も勉強しているので、次回以降相談したいこととかあったら声かけてくださいね~」と、お母さんに選択権を委ねたりしていますね。

 

ー お医者さんに夜泣きについてに相談しようという感覚は確かにあんまりないですね。フィールドが違うというか。

【武知先生】ないですよねぇ。みなさんそう思っていて。なのでそれは小児科医側が、知識を得て変えていかなきゃいけないことだと思います。私も母親の立場で、絶対夜泣きを経験していないであろうおじさんの小児科医には相談しないと思うんですよね。(笑)本当にさっきの話で、夜泣きを経験してる同士っていう共感から分かり合えるところが第一歩なのかな、と。

離乳食とかも悩んでいるお母さんいっぱいいるんですけど、離乳食を絶対作ったことないであろう人に何か言われても、「いやいや、この大変さ・・・」って私なら思っちゃうんですよ。「いやぁ、あれ本当大変だよね」とか「せっかく作ってあげたのに食べないよね」っていう共感があると、その先の悩みも引っ張り出しやすいと思うので、いきなり質問体制というよりは、お互いの愚痴とか悩みとか腹の内を見せるみたいなところが入ると、何回目かで質問してくださる方もいるのが現状かなって感じています。

ー ねんねに関するアドバイスをするとなると、ヒアリングのための質問が多くなると思うのですが、限られた診察時間の中でどのように対応されているのですか?

【武知先生】そうなんですよ。私はあくまでも雇われなので、予約人数を時間内にこなすっていうノルマは、患者さんには感じさせてはいけないですけど、あるので。健診も全部合わせて15分、一般診療で聞かれちゃったりすると、3〜5分なのでなかなか難しくて。でも「このお母さん放っておいてちゃいけないな」という場合は、「今日は無理だけど、今週のこの時間に来れますか?」 とか、改めてお約束させてもらったりします。

ただ、その中でも涼しめの服装や寝室、活動時間の意識などを少しお伝えして、「じゃぁ、次の予約で待っていますね」と。(通常のコンサルテーションの)セオリーとは違うんですが、何もせずに次というよりは、もしかしたらこれで少しマシになるかも?という、すぐ伝えられることはその場で伝えています。私は睡眠ログや寝室の写真を見ているわけではないので、とりあえずのアドバイスっていう感じにはになってしまっています。

ー でもそういった具体的なアドバイスがあるだけで、お母さん方の心持ちが違うと思います。お医者様に言われたら「やってみよう」となると思いますし、それでちょっと改善されたら「おぉー」ってなりますし。相談できる場があるって思うだけで心強いと思います。


【武知先生】それで次も来てくださったりとか、お伝えしたことを成功しなくても実践してくださるお母さんってやっぱりすごい困っていて、アドバイスを熱心に聞いてくださるので、それで改善したりとか。ただ私はあまり時間が取れないので、過去には私がIPHIの資格を持っていて、IPHIにはコンサルタントとしてしっかり時間をとって(ねんね相談を)やってくださる方もいるとお伝えした患者さんもいます。みのり先生のクリニックが近い方は、絶対そちらを紹介しようと思っています!

ー 当初の受講目的以外にも達成したことや得られたことはありますか?

【武知先生】元々は自分自身が知識を得るために、自分の診療にプラスにするために資格を取ったのですが、私が資格を取った後もIPHIに入る小児科医の先生がどんどん増えてきている点を合わせて考えると、小児科医の中でもお母さんたちが睡眠に困っていたり、小児に携わる人たちが睡眠に対する知識を持っていた方がいい、必要なんだっていう認知度がすごい上がってるなというのは、普段の診療の中や周りの先生方とお話をしていて実感しています。

その中で、これまではねんね講座のようなものはやっていなかったのですが、知り合いや先輩の小児科医の先生から内輪の会で医療従事者向けに睡眠のことを教えてもらっていい?と声をかけてもらうようになったのが今年に入ってからです。一度、知り合いのクリニックで小児科の先生・看護師さん・保育士さんの前で1時間程度、簡単にお子さんの睡眠についてお話した時に、みなさんすごく興味持ってくださって、中には資格取得を考えてくださった方もいました。院長先生も、ご自身はキャパ的に資格取得が難しいので、スタッフに資格を取得してもらい、自分のクリニックでも睡眠に向き合えるような体制を作りたいって言ってくださいましたね。

その院長先生からご紹介があったのが、若手の医療従事者のコミュニティで、定期的に外部講師を呼んで勉強会をされているそうなんです。そこで、今後どういう外部講師の方に講演して欲しいかっていう時に、「子どもの睡眠」っていう声が上がったみたいで、今度全国のメンバーにZoomで講座をしてくれないか、というお話をいただきました。

自分自身のために取った資格が、医療従事者も子どもの睡眠の知識を知っていくべきだと浸透していって、微力ながらも医療従事者の方々に講演をさせていただいたりするところに広がってきてるっていうのは、当初予定していなかったことではあるんですけれども、嬉しい、新たな目標を達成しているというか。今後頑張っていきたい新たな目標というふうに感じています。

私、そんなにアウトプットが得意なタイプではないので、「大丈夫かな 」と思いながらやっているんですけど、これをやることによって資格取得からもう少しで2年になる自分の知識を維持、そして向上させることに繋がってるのかなと思いながらやっています。

ー 先生の講座に参加された医療従事者や保育士のみなさんの反応はどんな感じですか?結構びっくりされるんでしょうか?

【武知先生】結構みなさん、悪い意味ではなくてびっくりな感じなんですよね。医療従事者であるかどうかは関係ない話で、「寝かせたい時はがっつり疲れさせて昼寝抜くでしょ!」みたいな、みなさん本当にあるあるな感じで。(一般的な医療従事者は)睡眠学って習って来ないので、医療従事者っていうところは抜いて、みんな同じスタートラインって感じです。

非医療従事者向け講座と変えている点は、やっぱり科学的根拠を多く示すようにしていますね。あやさんのマンガ本なんかもたくさん引用文献を載せてくださっていますけど、そういう論文とかをご自身で読まれたい方も多くいらっしゃいますので、かいつまんで説明して原文のリンクをお渡ししたり。最初は目から鱗なんですけど、みなさん結構1回で(内容を)飲み込んでくださるので、やりがいはあります。

まだまだ小児科医の中でも子どもの睡眠に興味を持ったり、持っててもいざそうやって勉強しようって思う方ってマイノリティだと思うんですよね。一方で、そういう方々に医療機関でも子どもの睡眠を相談できる場があるっていうことをお話することで、最終的にはお母さん方に知ってもらうことに繋がると願ってやっています。

 

ー 子どもがいない方だと、どうしても夜泣きとか、子どもの睡眠の困りごとってなかなかわからないし、イメージできないですよね。

【武知先生】そうですねぇ。そういう方はもちろん興味があればどんどんやってもらっていいんですけど、無理にやらなくても、できる人・興味がある人が勉強するでいいかなと思っています。

今度お話させていただくコミュニティの中には、男性が多かったり、ご自身はお子さんがいらっしゃらない方とかも結構たくさんいらっしゃるみたいで。でも、そういう方にお話するのも貴重というか面白いですよね。自分自身で(ねんねの勉強を)されなくても、こういうことをアドバイスできる人がいるんだよ、アドバイスできる場があるんだよっていうのを一緒に広げていける仲間になるんじゃないかなとは思っています。

ー これまでのお話から、お仕事面では資格が役立っていることがよくわかったのですが、同期やいろんな横のつながり、縦のつながりによってご自身やご家族に何か変化はありましたか?

【武知先生】同期との関わりは、間違いなく私自身にとっていろんな引き出しが増えましたね。保育園や幼稚園の先生がいたりしたら話聞けますし、上の子が小学校入学する時に小学校の先生に色々教えていただいたりとか。それはママ友的な感じなのかもしれないんですけど、本当にいろんなことを相談できて、いろんな角度で一緒に考えられる仲間が増えたのは自分の人生にプラスになっていて、それで自分の子どもたちへの接し方も変わってると思いますね。

ー 最後になりますが、受講中の方や受講を検討されている方へメッセージがあればお願いします。

【武知先生】もちろん睡眠の知識の習得や資格取得がメインの目標で検討されたり、受講されてる方が多いと思うのですが、私にとってはあやさんをはじめとしてIPHIに入ってからの人とのつながりというのが予想外の良い恩恵でした。小児科医仲間とはグループLINEを作って色々情報共有したりしていますし、職種は関係ないですけど、睡眠以外の面でも一緒に切磋琢磨できる仲間ができるのは一生の財産になると思います。

2部に入られてる方は既に実感されていると思いますが、 1部の方やこれからの受講を検討されてる方は色々と不安もあると思んですけど、サポートしてくれる仲間がたくさんいるので、不安だったり悩んでいたら周りを頼って思い切って飛び込んでもらったら。全力でサポートしてくれる仲間だらけなので。私も知らずに飛び込んだ身ですけど、安心して飛び込んで欲しいって感じです。


ご自身のお子さんのねんねはガッツで(!!)乗り切ろうとされていたり、苦労したことをお尋ねしてもすぐに浮かばないくらい、エネルギッシュな武知先生🏋️資格取得から2年ほど経ち、更に活動の場を広げられているのが印象的でした!

次回もお楽しみに♪

 

👉資格取得コース紹介ページへ

 

武知紹美先生プロフィール

医学部卒業後、大学病院・総合病院で研修、勤務。
2021年7月乳幼児睡眠コンサルタント資格取得。

小児科専門医・IBCLCとして小児科クリニックで勤務。

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