コンテンツへスキップ

カート

カートが空です

ホワイトノイズって耳に悪いの?効果と正しい使い方とは

ホワイトノイズって耳に悪いの?効果と正しい使い方とは

 「ホワイトノイズをずっと聴かせると難聴になると聞きました。本当でしょうか?😞」

こんなご質問をいただきました!

赤ちゃんがなかなか眠ってくれないと、ママやパパは毎晩大変ですよね😥

ホワイトノイズは、正しい使い方をすれば、安心して使用できます🙆‍♀️

私自身、子どもにも使用していましたし、本やInstagramでもホワイトノイズをおすすめしています👌

そこで今回は、ホワイトノイズの効果と、正しい使い方についてご紹介しますね♪

 

  

ホワイトノイズの効果

ホワイトノイズとは

ホワイトノイズとは、周波数が均等に分布している音のこと。

「シャー」という音が特徴的で、まるで古いテレビの砂嵐のように聞こえることから、ホワイトノイズと呼ばれています👶


ホワイトノイズの効果

ママのお腹の中で聴いていた音に似ていることから、赤ちゃんが安心し、睡眠を促すことができます😴

また、眠りを妨げる生活音を打ち消す効果や、記憶力などのパフォーマンスを
向上させる効果も💡

 

 

ホワイトノイズの研究①: 赤ちゃんの睡眠に与える影響

ホワイトノイズが、赤ちゃんの睡眠にどのような影響を与えるのか、長年にわたって様々な研究が行われています📊

ロンドンでの実験

1990年にロンドンで行われた実験では、生後2日から7日の新生児に、ホワイトノイズを聞かせた場合と、聞かせなかった場合の入眠速度を比較しました。

この実験に参加した新生児たちは、病院の保育器内でホワイトノイズを聞くグループと、聞かないグループに分けられました。

ホワイトノイズを聞かせたグループでは、なんと80%の新生児が5分以内にスムーズに眠りについたのです👀❗️

一方、ホワイトノイズを聞いていなかったグループでは、同じ時間内に眠りについた新生児はわずか20%でした。

※資料1

 

 

ホワイトノイズの研究②: 米国小児科学会の推奨と最新の研究結果 

 ホワイトノイズの使用に関しては、米国小児科学会(AAP)もその効果を認め、乳幼児の睡眠をサポートするための一手段として推奨しています。

※資料3

米国小児科学会の推奨

米国小児科学会は、ホワイトノイズが赤ちゃんの入眠を助け、夜中の覚醒を減らす可能性があることを認めています。

ホワイトノイズは、一定の音の流れが赤ちゃんの安心感を引き出し、眠りに導く力があるとして注目されています。

特に、赤ちゃんが生まれたばかりの時期や、環境の変化に敏感になりがちな時期には、ホワイトノイズが非常に効果的です📝

2022年の最新研究結果

2022年に発表された研究では、ホワイトノイズの使用が乳幼児の睡眠に与える影響についてさらに詳細な結果が示されました。

この研究では、乳幼児にホワイトノイズを聞かせることで、眠りにつくまでの時間が短縮され、夜中に目を覚ます回数が減るという効果が確認されました。

特筆すべきは、ホワイトノイズを使った乳幼児に、副作用が報告されていないことです。適切に使用する限り、ホワイトノイズは赤ちゃんにとって安全で、効果的な睡眠補助となるのです🌟
※資料2

 

 

ホワイトノイズの悪影響はある?

研究はメリットだけでなく、悪影響についても研究と発表がされています👀

研究結果:ホワイトノイズと難聴のリスク

生後6ヶ月の赤ちゃんに対して、ホワイトノイズを、耳から30cmの距離で80dB以上の音量で8時間以上聞かせた場合、聴覚に悪影響を及ぼす可能性があると報告されています。
※資料4

80dBとは、ちょうど電車の車内やピアノの音(正面1m付近)の音量。

このレベルの音を長時間にわたって聞き続けることが、赤ちゃんの繊細な耳に負担をかけることが懸念されています❗️

WHOの発表:長時間・大音量のリスク

2019年にWHOは、「スマホなど携帯音楽プレーヤーを、成人80dB、小児75dBを週に40時間まで長時間・大音量の音楽を聞き続けると、回復不能な聴覚障害になる恐れがある」と発表しています💥

 

このあたりの情報から、「ホワイトノイズで難聴になる」という話が出たのではないかな?と予測します👀

だからこそ、使い方がとても重要なんです!!☝️

 

 

ホワイトノイズの正しい使い方

では、正しい使い方をご紹介していきます!

ホワイトノイズを正しく使うポイントは以下の3つです!

  • point1🌟音量
    • 音の大きさは50dB程度の大きさ
  • point2🌟距離の確保
    • 赤ちゃんから2m以上離して使う
  • point3🌟使用時間
    • 寝かしつけてから起きるまでずっと流し続ける

 50dBとは、小さな声で話したり、静かな事務所にいる時の音の大きさが目安です。(普通の声で会話している時の音量は60dBぐらいです。)

音は距離が離れると減衰しますが、2m離した場合は6dB減衰します。つまり、50dBで2m離すと、赤ちゃんの耳元に届く音は44dBになります。

米国小児科学会は「30cm離して50dB」というホワイトノイズの基準値を定めていますので、この基準値よりも静かになり、赤ちゃんにとっては心地よい音になります。

私も子どもたちが赤ちゃんのころから、ホワイトノイズを使用していました✨

音量や距離を守っていたときもあれば、外がうるさいときには、ホワイトノイズの
音量を上げていましたよ😊

 

 

音の質も要チェック

 ホワイトノイズを選ぶポイントは、「音の質」💡

機械音ではなく、自然音が断然オススメ👌!

私の開発した、自然音のホワイトノイズ集は、日本各地で録音した、心地よく安心できる音です💗 

 私も集中したい時や就寝時にかけていますよ👌

こちらからぜひチェックして使ってみてくださいね!

 

 

ホワイトノイズって耳に悪いの?効果と正しい使い方とは🌸まとめ  

  1. 赤ちゃんが安心し、睡眠を促す
  2. 眠りを妨げる生活音を打ち消す
  3. 記憶力などのパフォーマンスを向上させる効果がある
  4. 2m以上離して使う
  5. 寝かしつけから朝まで流し続ける

正しくホワイトノイズを使用して、ねんねのサポートに役立ててくださいね👍

 

※資料1:https://adc.bmj.com/content/archdischild/65/1/135.full.pdf
※資料2:https://www.atlantis-press.com/proceedings/ssha-22/125972481
※資料3:https://www.healthychildren.org/English/ages-stages/baby/crying-colic/Pages/Calming-A-Fussy-Baby.aspx
※資料4:Pediatrics(2014) 133 (4): 677–681.

 

 

 

 

 

1人でねんね改善に取り組むのは不安、という方は

ぜひ愛波子育てコミュニティでご相談ください。


  • Instagramでも随時ねんね情報配信中♪

他の記事を探す

添い乳をしながら、長く寝てくれるようにするコツ

添い乳をしながら、長く寝てくれるようにするコツ

最初の頃は、楽だと感じる添い乳。しかし、添い乳が癖になり、夜中何度も起きてはちょっと吸って寝るというのを繰り返し。夜中ぐっすり眠れないというお悩みをよく聞きます。今回は、添い乳で寝ているけど、頻繁に起き、全然眠れない!という方向けに、赤ちゃんがなぜ頻繁に起きてしまうのか、そして、どのように改善すればよいのかをお伝えしたいと思います!

もっと見る
風邪のときのねんねのポイント

風邪のときのねんねのポイント

体調不良のときはいつもと違うので、寝かしつけやお昼寝の考えも変える必要があります。子どもが風邪や発熱時は、いつもと違うので、対応に悩みますよね。今回は、子どもが体調不良のときの、ねんねのポイントについて具体的にご紹介します。

もっと見る