愛波あや プロフィール
子育てはとってもハッピーなもの。
まずは子育てをする自分自身がハッピーであることがとっても大切なんです。

「ボロボロになって寝かしつけをしていた時に出会ったハッピーなママ達」
私も、今の仕事を始める前は全てにおいて完璧主義で、離乳食に拘り過ぎたり、夜泣きする長男をひたすらバランスボールの上で3時間あやしたり、子どものために頑張らないと!と必死でした。必死な分、上手くいかない時にとても落ち込んだり、「何で寝てくれないの?」と子どもにイライラしてしまったり。イライラする自分を責めてさらに落ち込んだり。
長男のときはサンフランシスコで子育てをしていたので、両親や親戚が近くにいなくて、本当に孤独で辛い時期でした。
そんな時、アメリカ人のママ友に「あや、昨日の夜は何していたの?私はジムに行ってきたの」と言われたんです。同じ月例の子どもがいるのに、この違いはなに?と衝撃だったのを覚えています。私はバランスボールの上で3時間も寝かしつけをしていたんですよ!泣。
その話をすると、「あや、それじゃダメだよ!ママがハッピーでいなきゃ意味ないのよ!」と言われて寝かしつけに関する1冊の本を渡されました。その時に初めて、乳幼児の睡眠について正しい知識をもつことの大切さに気付きました。
アメリカ人のママ達は、正しい睡眠の知識を学んで子どもにねんねトレーニングをして、自分の睡眠時間もしっかり確保して、自分の好きなことを楽しむ時間をちゃんと作る工夫をしていたんです。
それからは図書館で数十冊の育児本を借りてきて猛勉強!
目から鱗な話や知識がたくさんあって、今までどうして知らなかったんだろうと思いました。

「ねんねが改善したら、子育てが見違えるように楽しくなった」
正しい知識を元に少しずつ環境を整えて、長男にセルフねんねトレーニングをしたら、4日で一人で朝まで寝てくれるようになったんです。今までバランスボールで永遠に揺らしていたのが嘘みたい!
ただ辛かった子育てが見違えるように楽しくなり、心から息子がかわいいと思えたんです。
「頑張ることを頑張らない」
ママとしての自信もついて、自分の時間を楽しむ心の余裕も出来ました。これまでは頑張って手作りした離乳食をばらまく長男を見て「何で食べてくれないの?」とイライラしていたのに、納豆を投げつける長男の写真を撮るくらいの余裕が生まれました(納豆は投げてほしくないですけど!)
完璧主義だった性格も、育児や家事は完璧に出来なくても良いんだと思えるようになりました。まず、育児は全く思い通りにいかない…!全て自分で頑張ろうとせずに、周りの人を頼ったり、少しくらい手を抜いて良いんだと思うようになりました。

「ねんね改善を通して、ハッピーな子育てを伝えたい」
乳幼児睡眠コンサルタントという存在はまだまだ一般的に知られているものではありません。もっと多くのママ、パパ、保育者の方に、相談できるプロがいることを知っていただきたいと思っています。
子どもが産まれた瞬間、ママ、パパ、保育者として子育てをしていかなくてはいけません。ですが、みんな最初は素人なんです。分からないことがあって当然、うまくいかないことがあって当然なんです。
だからこそ、上手くできない自分を責めたり、一人で抱え込んだりせずにプロに頼ることを多くの方に知ってほしいです。ちょっとしたことで、子育てって大きく変わるんです!
そして、保育者も子どももハッピーな子育てができるようになってほしいと思っています。
まず自分のことを大切に、できることもできないことも全部認め好きになり、笑顔いっぱいで過ごせるような子育てを知ってほしいです。
もちろん、私もまだまだ子育てはこれから。
子どもが大きくなるにつれて新しい悩みが出て来たり、壁にぶつかることもあると思います。
一緒に、ハッピーな子育てをしていきましょう!

愛波あや(あいば・あや)
慶応義塾大学文学部教育学専攻卒業。外資系企業勤務後、結婚を機に拠点をアメリカ・ニューヨークに移し、2014年に米国IPHI公認資格(国際認定資格)を日本人で初めて取得。
「ママと赤ちゃんのぐっすり本」(講談社)著者。「マンガで読む ぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方」(主婦の友社)著者。「ママにいいこと大全」(主婦の友社)監修。 IPHI日本代表。Sleeping Smart Japan株式会社代表取締役。
現在、2人の男の子の子育てをしながら、企業やイベント講演、子どもの睡眠に悩む保育者のコンサルテーション等幅広く活動。特に、ママ・パパ向けに睡眠・子育て・教育についてなんでも質問に答え、情報を配信する『愛波子育てコミュニティ』は、同種のサービスとしては日本最大規模に成長中。IPHIと提携し、オンラインで妊婦と乳幼児の睡眠コンサルタント資格取得講座の講師も務めている。