今までぐっすり寝ていたのに4ヶ月が近づいて急に寝なくなった!
昼も夜も寝てくれない…
こんな日々が続くと、本当に辛いですよね…。
それ、もしかしたら「睡眠退行」かもしれません!
睡眠退行とは、今までよく寝ていた子に
- いきなり夜中何度も起きる
- 昼寝が短くなる
- 寝つきが悪くなる
といった「睡眠の乱れ」が起きることを言います。
実は、この睡眠退行は、生後4ヶ月ごろにとっても起こりやすいんです!
(睡眠退行は必ず全員が経験するわけではありません。
期間も1週間〜1ヶ月と、お子さんによってさまざまです。)
なんで睡眠退行が起こるの?
生後4ヶ月ごろの睡眠退行の原因には
①睡眠サイクルの確立
②五感が一気に敏感になる
③睡眠ホルモンが体内で生成される
といったものがあります。
どれも、赤ちゃんの大切な「成長」なのですが、この成長が睡眠退行の原因になってしまうんです!
原因① 睡眠サイクルの確立
4ヶ月前後になると
浅い睡眠 → 深い睡眠 → 浅い睡眠
という睡眠サイクルが出来上がってきます。
1回の睡眠サイクルの長さは
45〜60分
で、この時間おきに、お子さんは浅い睡眠と深い睡眠を繰り返しながら眠っています。
そして、浅い睡眠の時に
寝付いた時と環境が変わっていると不安になって泣いてしまうんです。
原因② 五感が一気に敏感になる
この時期は大脳辺縁系(扁桃体など)が発達発育してきます。
このため、赤ちゃんにも
欲求・欲望・不安
などが増えて感情が豊かになってきます。
また、これまで以上によく見え、よく聞こえるようになってきて、 周囲の音や光に敏感に反応するようになります。
原因③ 睡眠ホルモンが体内で生成される
これまではママの母乳からもらっていた
睡眠ホルモン「メラトニン」
をこの時期からは赤ちゃん自身の体内で作り始めます。
この生成がしっかりできるようサポートしてあげることが、ぐっすり眠るためのカギとなります!
では、どうしたらぐっすり寝てくれる?
この時期ならではの「睡眠退行」。
どのように対処したらぐっすり寝てくれるのか、対策をご紹介していきます!
対策① 寝かしけの時と起きた時の環境を同じにする
寝かしつけの時の環境を起きるまでキープしましょう!
睡眠サイクルで、眠りが浅くなっても、寝付いた時と同じ環境・状況であれば
また次の睡眠サイクルに入ってくれる
可能性が高くなります。
そのために、お昼寝の時も夜の就寝時も同じ環境を保ってあげることが大切です。
対策② 起きてから1時間ぐらいで寝かしつけスタート
生後4ヶ月だと1回に起きていられる時間が
1時間20分〜1時間30分ぐらいです。
起きている時間が長すぎると、疲れすぎてしまい寝つきが悪くなったり、寝てもすぐ起きてしまったりしがちです。
寝かしつけを始めてから、寝付くまでの時間も考えて
起きてから1時間ぐらい
で寝かしつけを始めるのがおすすめです!
対策③ 朝日を浴びて生活リズムを整える
朝日を浴びると「幸せホルモン」のセロトニンが分泌されます。
そしてセロトニンは夕方から夜にかけて「睡眠ホルモン」メラトニンに変化していくんです!
メラトニンがしっかり分泌されるとぐっすり寝やすくなるので、
朝起きたら朝日をいっぱい浴びましょう!
対策④ 毎日同じねんねルーティンを行う
寝る前の行動の流れ「ねんねルーティン」を一貫性を持って毎日同じにしましょう!
4ヶ月ごろのお子さんにはこんなねんねルーティンがおすすめです!
お風呂 → 保湿 → 肌と肌のふれあい → 母乳/ミルク
→ 絵本 → 大好きだよと伝える → スリーパーを着る
→ ぐっすりノイズをつける → 寝床におく
<合計時間:約30〜40分>
対策をしっかりして、ねんね改善しよう!
産後数ヶ月は産後ハイで頑張れても、4ヶ月になると疲れが溜まって辛いですよね…。
そんな時期に寝てくれなくなると、育児が辛くなってしまいがち。
しっかり対策して、ねんねを改善していきましょう!
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