ねんねトレーニングという言葉を聞くと「赤ちゃんを泣きっぱなしにして寝かす」というイメージを持っている方が多いと思います。
でも…、ねんねトレーニングとは赤ちゃん/子どもが自分で落ち着き、セルフねんね術を身につけるプロセスなんです!
そのプロセスを踏んでいくうえで様々なメソッドを使用していきます。メソッドには優しいやり方から厳しいやり方がありますが、どのメソッドもやり方をきちんと理解し、正確に行うことが大切です。
2006年の研究では、ねんねトレーニングには以下の効果があるという結果が出てます
①寝かしつけの困難を減少させる
②夜中起きる回数が減る
③親子ともが長時間の睡眠を確保できるようになる
④母親の精神状態を良好に保つ
⑤赤ちゃんの機嫌がよくなる
しかし・・・
全ての赤ちゃん/子どもに効果があるわけではありません。
子どもは一人一人違いますので、一つのメソッドが万人にうけるわけではないのです。
ねんねトレーニングをすると泣くから赤ちゃん/子どもの精神にダメージを与えてしまうんじゃないかと不安になる保育者も多いかと思います。
しかし、ねんねトレーニングがダメージを与えてしまうという根拠はありません。また、長期的に何か問題が発生するというのは科学的に証明されていないんです。
では、泣きを最小限にするため、ママやパパができることはあるのでしょうか?
いっぱいあります!
実は睡眠改善をするにあたり、必ずねんねトレーニングをする必要があるわけではありません。ねんねトレーニングしなくても、夜泣きや寝ぐずり、夜中の頻回起きは改善されます。これだけで夜泣きが改善されるの?とびっくりされることもよくあります。
私が睡眠改善で最も大切にしている「睡眠の土台」の全ての要素を整えていくと、悩みがみるみる改善していきます。なので、わざわざねんねトレーニングをする必要がなくなってくるんです!
睡眠の土台を整えてもなかなかセルフねんねが身につかない場合はねんねトレーニングを実行してもよいでしょう。
ですが、ねんねトレーニングをする場合には必ず睡眠の土台が整っていることの確認をしてから行ってくださいね!
睡眠の土台が整っていないと、途中で不安になったり、一貫性が持てなくなったりして、結局無理だったとなり、お子さんがどんどん不安になってしまいます。
今からねんねトレーニングを始めよう!と考えている方はぜひ、睡眠の土台を一度見直してみてから、始めてみてくださいね。
こちらのYoutubeも参考になりますよ♡